ドライバーが四川省宝興県で野生のパンダに遭遇
人民網日本語版 2024年07月03日13:24
四川省雅安市宝興県党委員会宣伝部によると、6月30日、省道432号線の宝興県隴東鎮区間を通過していた車両のドライバーが、野生のパンダに遭遇した。中国新聞網が報じた。
ドライバーが撮影した野生のパンダ(写真提供・宝興県党委員会宣伝部)。
動画には、1頭の野生のパンダがのんびりとした足取りで道路を横切り、山に沿って歩き、撮影されていることに気付いた後も、慌てることなくゆっくりと去っていく様子が映っていた。現地の林業当局の職員によると、動画に映っていたのは、野生の成獣で、健康状態も非常に優れているように見えるとしている。
宝興県は、世界で初めてジャイアントパンダが科学的に発見された場所だ。19世紀にフランス人宣教師が同県でパンダを発見し、その過程の詳細な記録とパンダの標本を公表したことによって、世界中に知られるようになった。そんな同県には現在、野生のパンダ181頭が生息しており、県の面積の81.7%がパンダ国家公園に組み入れられているため、「パンダの故郷」と言われている。また最近、同県の隴東鎮でも野生のパンダの姿がたびたび目撃されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年7月3日
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