杭州の通関地からビザなしで入国する外国人観光客が約75倍増と激増

人民網日本語版 2024年07月08日16:06

浙江省の杭州出入境・国境検査所は今月5日、今年上半期、杭州の通関地から査証(ビザ)免除措置を利用して入国した外国人観光客の数は前年同期比74.5倍増の延べ4万5300人に達したことを明らかにした。なかでもマレーシアやシンガポール、タイ、イタリアなどの国からの観光客が特に多くなっている。中国新聞社が報じた。

外国人が円滑に中国へ入国できるよう促すための政策が次々と打ち出されているのを背景に、中国のインバウンド市場は現在、加速しながら回復している。そして、杭州が、外国から来る観光客にとって「China Travel」の人気旅行先の1つになっている。

ビザ免除措置を利用して中国に入国する外国人観光客が増加の一途をたどる中、杭州蕭山国際空港の国際線ネットワークもますます充実化されている。現時点で、同空港は21ヶ国と繋がっており、30本以上の国際(地域)線が運航されている。運航されている国際線は1週間当たり延べ500便以上となっている。

今年以来、杭州の通関地はシンガポールやマレーシア、日本、韓国と結ぶ国際線の運航を少しずつ再開し、充実させている。そして、6月には、オーストラリアのメルボルン、ラオスのビエンチャン、ベトナムのホーチミンと結ぶ国際線が就航した。

杭州出入境・国境検査所の関係責任者によると、「外国語を話すことができる移民管理局の警察官からなる『外国語ボランティアサービスチーム』を立ち上げ、ドイツ語やイタリア語、英語、ポルトガル語、ロシア語、日本語、韓国語などによるサービスを提供し、出入国する旅客にハイクオリティで、効率的な通関サービスを全力で提供している」という。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年7月8日

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