ラオスが来月1日から中国人観光客対象にビザ免除措置実施へ 関連検索が急増
人民網日本語版 2024年06月28日15:10
ラオス情報文化観光省のスワンサワン・ヴィニャケート大臣が今月26日に発表した「2024ラオス観光年に特定の観光客に対して査証(ビザ)を発給する政策実施に関する細則」29号文書に基づき、中国大陸部、及び香港特別行政区・澳門(マカオ)特別行政区・台湾地区の一般旅券(パスポート)所持者は、旅行会社を通じて、ラオスに入国する場合、15日間ノービザで滞在することができるようになる。同政策は今年7月1日から12月31日まで実施される。
このニュースが流れると、中国では「ラオス旅行」の検索が急増した。例えば、旅行サイト・携程網では、ラオス関連のキーワードの検索回数が前日比で87%増となった。人気となっているラオスの都市はビエンチャンやルアンパバーン郡、ヴァンヴィエン、パークセー郡、カイソーン・ポムウィハーン郡などだ。ラオス旅行の検索回数が最も多くなっているのは雲南省や上海市、北京市、四川省、広東省などからの観光客となっている。
オンライン旅行予約プラットフォーム「飛猪(Fliggy)」を見ると、ビザ免除措置が発表されてから1時間以内に、ラオスに向かうエアチケットの検索回数が前日比で2倍近くに増加した。最も多い出発地を見ると、昆明、広州、成都となっている。中国とラオスを結ぶ国際線の回復率は約90%となっており、上海や広州、杭州、重慶、昆明、海口、南寧などの空港から、ラオスの首都・ビエンチャンと結ぶ直行便が運航されている。
国際列車の関連情報を見ると、すでに開通している中国ラオス鉄道の昆明南駅とビエンチャン駅を往復する国際旅客列車は1日1本運行されている。所要時間は9時間26分で、列車に乗って当日に相手国に到着できるようになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年6月28日
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