南中国海に関する日本の間違った発言に中国大使館報道官がコメント
人民網日本語版 2024年07月15日15:22
在日本中国大使館の報道官は13日、南中国海に関する日本の間違った発言について記者の質問に答えた。
【記者】日本は先ごろ、いわゆる「南中国海仲裁判断」の発出8年について外務大臣談話を発表した。これについてコメントは。
【報道官】日本は中国の厳正な立場を顧みず、不法な「南中国海仲裁判断」発出8年の機を利用して南中国海問題を大げさに煽りたて、中国の正当な権益維持活動に対して勝手な非難を加えた。我々はこれに対して強い不満と断固たる反対を表明する。
いわゆる「南中国海仲裁判断」に法的効力はなく、南中国海における中国の主権及び権益はいかなる状況下においても、当該判断の影響を受けない。南中国海仲裁裁判はフィリピンが一方的に提起したものであり、フィリピン側の一方的な要請に応じて設置された臨時仲裁裁判所は「当事国間の合意」原則に背き、国連海洋法条約及び一般国際法への重大な違反を犯し、越権審理、法を曲げた裁判を行ったのであり、その判断は不法かつ無効であり、拘束力はない。中国は当該判断を受け入れず、認めず、当該判断に基づくいかなる主張や行動も受け入れない。
日本は事実や真実を顧みず、再三にわたりこの不法な判断を持ち出し、フィリピン側の不法な主張を旗幟鮮明に支持し、米国に追随して徒党を組み、小集団を形成し、地域の緊張をかきたて、地政学的利益を図ろうと企てている。これは平和的発展という時代の潮流に背き、地域諸国の安全保障上の利益を損なう行為であり、最後には持ち上げた石を自らの足に落とすようなことになるだけである。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年7月15日
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