外交部「国家間の防衛・安保協力は第三国を念頭におくべきでない」

人民網日本語版 2024年08月07日14:58

外交部(外務省)の毛寧報道官が6日、米豪の防衛・安保協力について記者の質問に答えた。

【記者】米海軍が今年6月に発表したインド太平洋地域における基地インフラ整備の入札公告には、オーストラリアのココス諸島が候補地として挙げられていた。これは、米軍がインド洋進出を図っていることを示している。ココス諸島は、中国の石油輸送の半分が通過するマラッカ海峡により近い位置にある。ココス諸島が米海軍に選ばれた場合を考え、中国としてコメントは。

【毛報道官】中国は一貫して、国家間の防衛・安全保障協力は地域の平和と安定に寄与するべきであり、第三国を念頭においたり、第三国の利益を損なったりするべきでないと考えている。関係国は、アジア太平洋地域の平和・安定維持に寄与する事をより多くすべきだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月7日

注目フォトニュース

関連記事