日米共同発表に中国「内政干渉を直ちに止めるべき」
人民網日本語版 2024年07月30日15:29
外交部(外務省)の29日の定例記者会見で、林剣報道官が日米共同発表の中国関連記述について質問に答えた。
【記者】米国と日本が東京での「2プラス2」協議後の共同発表で、中国の外交政策について「他者を犠牲にし、自らの利益のために国際秩序を作り変えようとしている」としたことについて、中国側としてコメントは。
【林報道官】日米共同発表は事実を顧みず、事実を歪曲し、中国の対外政策に悪意ある非難を加え、中国の内政に粗暴に干渉し、海洋関連の問題で中国を非難し、そのイメージを毀損し、中国の正常な軍事発展及び国防政策についてあれこれ言い、「中国の脅威」を誇張し、騒ぎ立て、地域情勢の緊張を意図的に誇張しており、中国はこれに強い不満と断固たる反対を表明する。
他国の安全保障上の利益及びアジア太平洋の人々の幸福を犠牲にしているのは、まさに日米の方だ。日米は地域の平和と安全の促進やルールに基づく国際秩序の維持をしきりに口にするが、実際には徒党を組んで「小集団」を形成し、ブロック政治を弄し、陣営対立を作り出し、地域の平和・安全・安定を破壊している。我々は日米に対して、直ちに中国への内政干渉を止め、対立を作りだすことを止め、「新冷戦」を引き起こすことを止め、この地域の戦略的安定性を実際の行動によって促進するよう強く促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年7月30日
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