「改革の全面的深化」を世界へと伝えるために
中共中央党史・文献研究院の国家トップシンクタンクと新華社の国家トップシンクタンクは6日、報告書「改革の全面的深化による中国式現代化の推進の重大な成果と世界への貢献」を共同発表した。報告書は、世界各国の読者が中国による改革の全面的深化のプロセスを深く知ることができるよう権威ある解説を行い、中国を読み解くための「窓」の役割を果たしている。新華社が伝えた。
改革開放は、現代中国の最も顕著な特徴だ。改革の全面的深化は中国式現代化を推進し、中国を深く変えるだけでなく、世界にも幸福をもたらす。複雑に入り組んだ国際・国内情勢、新たな科学技術革命と産業変革、そして人民大衆の新たな期待を前にして、中国共産党は揺るぎなく改革を前進させている。
さらなる改革の全面的深化は、歴史の経験を総括する中で推し進められる。中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会)は、改革開放以降、特に新時代における改革の全面的深化の貴重な経験を総括・活用しており、さらなる改革の全面的深化においては、党の全面的指導を堅持し、人民中心を堅持し、正しい道を守りながら革新を図ることを堅持し、制度構築を主軸として堅持し、全面的な法に基づく国家ガバナンスを堅持し、体系的観念を堅持するといった原則を徹底するべきであると強調した。これらの経験は中国の改革開放が成功した「秘訣」であり、さらなる改革の全面的深化の長期安定的な前進を確保するための鍵でもある。
開放は、中国式現代化の鮮明な象徴だ。制度型開放の着実な拡大、貿易体制改革の深化、外資参入・対外投資管理体制改革の深化、開放の地域的配置の最適化など、中国共産党第20期三中全会の打ち出した一連の方針は、新時代において世界と協力・ウィンウィン、共同発展を図る中国の揺るぎない決意を体現している。新たな道のりにおいて、中国は対外開放という基本国策を堅持し、開放による改革の促進を堅持し、超大規模市場の優位性によって、国際協力を拡大する中で開放の能力を高め、より高水準の開放型経済の新体制を構築し、世界経済の発展に一層の貢献を果たしていく。
中国式現代化の出発点と到着点は、14億人余りの中国人がさらに素晴らしい生活を送れるようにすることだ。世界にとってこれは、より広大な市場とかつてない協力機会を意味し、世界の現代化に大きな弾みをつけるものとなる。将来的に、現代化へと不断に歩む中国は世界により多くの機会をもたらし、国際協力により大きな弾みをつけ、全人類の進歩により大きな貢献を果たすことになるだろう。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年8月8日
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