フィリピン公船が仁愛礁に不法侵入、中国海警局報道官が談話発表

人民網日本語版 2024年08月19日16:28

中国海警局の甘羽報道官は19日、「フィリピン沿岸警備隊の船舶『4410号』が8月19日6時頃、中国の南沙(英語名スプラトリー)諸島・仙賓礁(サビナ礁)近隣海域に不法侵入して阻まれた後、中国側の度重なる警告や航路管制を顧みず、再び中国の南沙諸島・仁愛礁(アユンギン礁)近隣海域に不法侵入した。中国海警局は騒ぎを起こしたフィリピン船に対して法規にのっとり管理・コントロール措置を講じた。フィリピン側が再三挑発し、問題を引き起こしたことは、仁愛礁に不法に『座礁』させた船舶への生活物資の補給に関する中比間の暫定合意に違反し、中国の主権への重大な侵害であり、地域の平和と安定を深刻に損なうものである。我々はフィリピン側に対して、主権を侵害する挑発行為を直ちに止めるよう促す。さもなくば、これにより引き起こされる重大な結果の全責任をフィリピン側が負うことになる」との談話を発表した。中国海警局ウェブサイトが伝えた。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月19日

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