中国最大規模の水素エネルギー設備産業拠点、四川省眉山で建設へ

人民網日本語版 2024年08月23日16:03

水素エネルギー設備産業パークプロジェクトがこのほど、四川省眉山市天府新区で建設されることが21日、分かった。同プロジェクトは四川金星クリーンエネルギー設備集団股份有限公司(金星集団)が投資・建設する。水素エネルギー設備の研究開発、検査、製造を一体化し、「成都本部開発+眉山実用化」モデルを実現し、中国最大規模の水素エネルギー設備産業拠点を構築する。科技日報が伝えた。

同プロジェクトの責任者で、金星集団総裁補佐の甘新偉氏は、「同プロジェクトの投資総額は10億元(1元は約20.4円)で、今年10月に着工する予定。中国西部国家レベル水素エネルギー設備研究開発検査センターや、四川省水素エネルギー産業イノベーションセンター眉山サブセンターなどの建設を計画しており、2027年10月までの完成と運用開始を予定している。プロジェクトの完成後、500人以上の研究開発者及び産業労働者が勤務することになる」と説明した。

甘氏はさらに、「水素エネルギー産業チェーンの中心的な企業としての金星集団は本プロジェクトを担い手に、中国最大の研究開発、生産、応用を一体化した水素エネルギー産業モデル拠点を構築する。眉山天府新区の水素エネルギー及びクリーンエネルギーの展開に重要なサポートを提供する」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年8月23日

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