京杭大運河クリーンエネルギースマート商品船第1陣が進水
人民網日本語版 2024年08月26日14:22
中国が独自に研究開発し生産した90mLNG(液化天然ガス)動力船と67.6mEV船がこのほど、山東省済寧市鄒城市の白馬河の畔から順調に進水した。これは京杭大運河でクリーンエネルギースマート商品船第1陣で、内陸河川クリーンエネルギースマート船舶の標準化・量産化の序幕が開かれたことを示している。人民日報が伝えた。
90mLNG動力船の標準コンテナ積載量は70TEUから161TEUに拡大し、航続距離は2000kmで、京杭大運河で積載量が最大かつ初めて量産化されたクリーンエネルギースマート船舶だ。67.6mEV船の航続距離は300kmで、済寧最北端の梁山港から済寧最南端の韓荘港の往復輸送を実現できる。
2022年、済寧は研究開発・設計とスマート製造を一体化した内陸河川クリーンエネルギー船舶モデル拠点を建設した。同拠点は今回量産化された後、1000−2000トン級内陸河川船舶を年間400隻建造でき、船舶のリチウム電池・水素電池、電力推進システムなどの港湾産業の集積発展を牽引する。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年8月26日
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