マレーシア産生ドリアン、最短12時間内に広州の市場で流通
人民網日本語版 2024年09月02日15:35
広州税関の8月30日の発表によると、マレーシア産ムサンキング(猫山王)ドリアン113箱(重さ1.1トン)が30日夜、広州白雲国際空港に到着し、広州税関所属の広州白雲空港税関の監督管理を経て、順調に通関した。マレーシア産の生ドリアンの中国輸入が今年6月に認められた後、広州口岸(通関地)がマレーシア産生ドリアンを輸入するのはこれが初となる。
情報によると、中国は世界最大のドリアン輸入・消費国であり、マレーシア産ドリアンの最大の輸出先でもある。マレーシア産のムサンキングドリアンは、これまでは冷凍もしくは加工製品として中国に輸出されていた。
マレーシア産のムサンキングドリアンは、木で完熟してから収穫されるため、品質保持期限が冷凍ドリアンより短く、物流のタイムパフォーマンスに対してより要求が高い。生鮮食品の安全で効率的な通関を保証するため、広州白雲空港税関は自発的に関連企業と連携し、第1陣となるマレーシア産生ドリアンの輸出計画を理解し、通関全フローの業務指導を提供し、植物検疫専門家による貨物検査を手配した。
このドリアンは30日午後8時頃、広州白雲空港税関生鮮農産物「グリーンルート」を経てすべての通関手続きを終え、空港から市場での販売に向けスムーズに輸送された。これらのドリアンの輸入者である宏輝果蔬股份有限公司の呉燕娟会長は、「広州の東南アジアからの空運面での強みと良好な通関環境により、マレーシア産の生ドリアンは最短12時間内にマレーシアの畑から広州の各大型スーパーに運ばれる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年9月2日
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