第2回世界の「地質遺産100選」が発表、中国の烏海、自貢、桂林の3ヶ所が認定

人民網日本語版 2024年09月04日15:48

中国科学院は3日の取材に対して、国際地質科学連合(IUGS)が選定する第2回世界の「地質遺産100選」に、中国の内蒙古(内モンゴル)自治区烏海市の「植物のポンペイ城--烏達ペルム紀植物化石産地」、四川省自貢市の「自貢大山鋪恐竜化石群遺跡」、広西壮(チワン)族自治区桂林市の「桂林カルスト」が認定されたことを明らかにした。これらは古生物学や地形、地質学的過程といった分野に関連した地質遺産となっている。

地質遺産は、46億年前に誕生した地球の変化を忠実に記録している再生できない貴重な資料となる。中国の地質遺産3ヶ所が世界の「地質遺産100選」に認定されたことは、その科学的価値と研究水準が国際学術界に高く評価されているほか、保護状況も国際社会に高く評価されていることを示している。これにより、IUGSの地質遺産リストに登録されている中国の地質遺産は10ヶ所になった。

第2回世界の「地質遺産100選」のリストは、世界の17の国際組織に属する専門家700人以上が推薦し、世界の地質学の分野の一流の専門家が評価と選出を行い、IUGSが最終的に認定した。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年9月4日

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