中国の「普洱の景邁山古茶林の文化景観」が世界遺産登録に成功

人民網日本語版 2023年09月18日16:33

中国の国家文物局が9月17日に明らかにしたところによると、サウジアラビアのリヤドで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第45回世界遺産委員会において、中国雲南省の「普洱(プーアル)の景邁山古茶林の文化景観」の世界遺産申請プロジェクトが審議を通過し、正式に世界自然遺産として登録された。

「普洱の景邁山古茶林の文化景観」は雲南省普洱市瀾滄拉祜(ラフ)族自治県にある。10世紀に布朗(プーラン)族の祖先が野生の茶樹を発見し、森林の生態システムを利用して、傣(タイ)族を始めとする複数の少数民族と共に、「林下茶」の栽培技術を模索し、千年にわたる保護と発展を経て、林と茶樹栽培の共生、人と自然の調和の取れた独特な文化景観を形成してきた。

今回の登録成功により、中国の世界遺産登録件数は、文化遺産39件、自然遺産14件、文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えた複合遺産4件の合わせて57件となった。(編集TG)

「人民網日本語版」2023年9月18日

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