コーヒーを飲むのが授業！中国初のコーヒー学科の授業スタート　雲南省

雲南農業大学熱帯作物学院で、コーヒー学科の学生にコーヒーに関する授業を行う陳雲蘭先生（写真右から3人目、9月10日撮影・胡超）。

雲南農業大学では9月10日、「コーヒー科学・工程」学科を専攻する学生を対象としたユニークなコーヒーに関する授業を行っていた。学生たちはリラックスした楽しい雰囲気の中で、コーヒーの品種の識別方法やコーヒー豆のランク付け、コーヒー豆の焙煎、コーヒーの成分抽出と淹れ方に関する専門知識などを学び、「コーヒーの風味における化学」や「コーヒーの焙煎とテイスティング」などの専門科目に対する知識や理解を深めていた。新華網が伝えた。

中国ではここ数年、コーヒー産業が活況を呈している。雲南農業大学は今年、コーヒー分野における質の高い専門技術人材を育成する目的で、全国で初めてとなる「コーヒー科学・工程」学科を開設した。全国11省（自治区、直轄市）から集まった初のコーヒー学科専攻学生が、雲南省普洱（プーアル）市にある雲南農業大学熱帯作物学院で、新たなキャンパスライフをスタートさせている。（編集KM）

「人民網日本語版」2024年9月12日