四川省の高速道路の総延長が1万キロを突破

人民網日本語版 2024年09月13日15:58

上空から見た建設中の宜攀高速(宜賓—攀枝花)寧南ジャンクション(7月2日にドローンで撮影・江宏景)。

上空から見た建設中の宜攀高速(宜賓—攀枝花)寧南ジャンクション(7月2日にドローンで撮影・江宏景)。

四川省の高速道路の総延長が1万キロを突破したことと、天府新区と邛崍市を結ぶ天邛高速道路が開通したことを記念するイベントが今月12日、同高速道路で行われた。省全域の高速道路の総延長は1万キロを超えて、1万51キロに達した。中国で高速道路の総延長が1万キロを超えている省は、これで3省目となった。

天邛高速道路(全線)、南充‐成都高速道路リニューアル工事(一部の区間)、成都‐楽山高速道路リニューアル工事(一部の区間)など、高速道路5本が今月12日、正式に開通した。13日から、次々と一般開放されることになっている。詩人・李白の時代には、「四川省の蜀の桟道(蜀道)の難きは青天に上るよりも難し」と言われていたが、そんな四川省に高速道路が建設されるようになり、今では高速道路が省内21市(州)全てをカバーし、82%の県の行政中心地で「15分で高速道路にアクセスできる」状況を実現している。

上空から見た天府新区‐邛崍高速道路の梨花山トンネル(7月2日にドローンで撮影・江宏景)。

上空から見た天府新区‐邛崍高速道路の梨花山トンネル(7月2日にドローンで撮影・江宏景)。

四川省の高速道路建設の発展史を振り返ると、1995年、成都市と重慶市を結ぶ成渝高速道路が開通し、同省に高速道路がない時代が幕を閉じた。そして、今や総延長が1万キロを超える高速道路は平原と丘陵をカバーし、四川盆地周辺の標高が1000メートル以上の山地の利便性も高まり、高原の山地へと伸び、146県(市、区)を高速道路が走り、経済の滞ることのない循環や、同省の現代化産業体系構築バックアップなどの面で、「大動脈」的役割を果たしている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年9月13日

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