初の炭素繊維複合材料軽量化重負荷鉄道貨物列車がラインオフ
人民網日本語版 2024年09月13日15:08
国家エネルギー集団の発表によると、中国初の炭素繊維複合材料軽量化重負荷鉄道貨物列車が10日、黒竜江省斉斉哈爾(チチハル)でラインオフした。列車の自重は18トンで、積載量は82トン。プロジェクトチームは重負荷鉄道貨物列車に適した先進炭素繊維強化樹脂複合材料を研究開発し、複合材料大型部品一体化生産などの重要な技術的難題を解消した。人民日報海外版が伝えた。
情報によると、この炭素繊維複合材料の比強度はアルミ合金材料の3−5倍で、比弾性率は1.5−1.8倍。重負荷鉄道貨物列車の軽量化及び大型部品の生産と使用の需要をより良く満たし、より軽量で省エネ、そしてより高強度で環境への適応性がより高いといった強みを備えている。この貨物列車の車体の自重は、同類のアルミ合金材料列車より20%以上軽い。車両の自重を下げることで、積載量を増やし、容積を拡大している。
またこの貨物列車は国家エネルギー集団鉄道設備公司と北京低炭素クリーンエネルギー研究院、中車斉車公司が共同開発。高強度大積載連結器や統合型空気制動装置などの新型部品を統合している。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年9月13日
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