スマート寝台高速列車「復興号」が北京-香港間と上海-香港間で10月1日より運行開始
人民網日本語版 2024年09月26日15:03
10月1日より、北京西駅と上海虹橋駅、香港特別行政区政府(香港特区)西九竜駅を運行する高速鉄道の寝台列車の全面的なアップグレードが行われ、新たに開発されたスマート寝台高速列車「復興号」が、北京-香港間および上海-香港間で運行を開始する。北京西駅発香港西九竜駅行きのD909/910号がG897/898号に、上海虹橋駅発香港西九竜駅行きのD907/908号がG899/900号に、それぞれアップグレードされる。
スマート寝台高速列車「復興号」は、座席車2両、食堂/寝台車1両、寝台車13両の計16両編成。既存の北京-香港間および上海-香港間を走行する寝台高速列車「和諧号」より、総定員がやや増加して652人となる。その内訳は特等席24人、2等席90人、寝台538人。8号車には、車椅子でも利用可能な寝台個室とトイレが1つずつ設けられ、点字の案内標識も設けられ、障がいのある乗客に対してさらに充実したサービスが提供される。各座席には、読書灯・衣類掛け・ズボン掛け・コンセント・収納ボックス・ムードライトなど、各種機能が一体となった多機能サービス装置が設けられ、乗客はより快適な列車の旅を楽しむことができる。このほか、イーサネットによる列車制御・車載装置による安全モニタリング・携帯型端末を用いた巡回検査などのスマート運行管理システムが導入されており、列車運行の安全性などの面におけるスマート化レベルが一層向上し、より安全で信頼性の高い運行が実現される。(編集KM)
「人民網日本語版」2024年9月26日
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