【イラストで読み解く】米国の対中追加関税は米国自身の発展にマイナス
人民網日本語版 2024年09月30日14:49
イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)
米通商代表部(USTR)はこのほど、米通商法301条に基づく対中追加関税に関する最終決定を発表し、中国製の電気自動車(EV)、半導体、医療製品に対する輸入関税率の大幅な引き上げを決定した。この措置は9月27日に発効した。
これは、関税を利用した保護主義の公然たる推進に他ならない。米国の追加関税は国内政治のためだが、その代償を支払うのは企業と消費者だ。ムーディーズの推計では、米国の消費者は対中追加関税のコストの92%を負うことになり、一世帯あたり毎年1300ドルの支出増となる。
世界貿易機関(WTO)は301条に基づく関税をWTO協定への違反であるとの採決をすでに出しており、米国による関税圧力の濫用は過ちに過ちを重ねるものだ。米国が経済・貿易問題を政治化し、道具化するのは、典型的な政治的操作だ。この手法は米国自身の発展にマイナスであり、人々の支持も得られない。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年9月30日
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