【音声ニュース】上海市のタクシーで海外発行のクレジットカードの利用が可能に
人民網日本語版 2024年10月10日11:22
第7回中国国際輸入博覧会を前に、各種交通アクセスを保証するための作業が進んでいる。タクシーに関しては、モバイルPOS端末を導入するほか、お釣り用の小銭が用意された「釣り銭パック」を全てのタクシーに提供することで、各種決済手段がスムーズに利用できるようにし、輸入博に参加する中国や海外から来たゲストに、より便利な移動と決済体験を提供できるようにしている。
上海のタクシー会社大手の「大衆」や「強生」では、輸入博のために十分な車両を確保しているほか、海外発行のクレジットカードや非接触型モバイル決済、ストアスキャン方式・ユーザースキャン方式のQRコード決済に対応したモバイルPOS端末を他に先駆けて一部導入しているという。
「大衆」タクシー品質管理部のカスタマーサービス主管によると、クレジットカードを習慣的に利用している外国からの乗客がタクシーに乗る際の決済をめぐる問題を解決するべく、同社は今年4月、中国銀行と提携して、POS端末設置タクシーを打ち出した。現時点で、1000台近くのタクシーにPOS端末が設置されており、輸入博開幕までに2000台に増やす計画だ。また、輸入博閉幕後も、こうしたPOS端末のあるタクシーが長期間にわたって利用できるようにするという。
この他、お釣り用の小銭が用意された「釣り銭パック」を全てのタクシーに提供し、現金で決済する乗客、特に高齢者に便利なサービスを提供する。
「人民網日本語版」2024年10月10日
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