中国・中南米メディア協力フォーラムがリオデジャネイロで開催
「中国・中南米メディア協力フォーラム2024」が16日、ブラジル・リオデジャネイロで開催された。13ヶ国・地域のメディア、シンクタンク、国際機関の代表100人余りが「相互学習・相互参考 相互理解・相互親交」をテーマに踏み込んだ議論を行い、中国・中南米運命共同体の構築におけるメディア協力の役割について話し合った。
中国側出席者は「文明間の交流と相互参考は、人類文明の進歩と世界の平和的発展を推進する重要な原動力であり、中国と中南米諸国の友好協力の礎は民衆にあり、源は交流にある。中国と中南米諸国のメディアは各々の発信における強みを十分に発揮し、相互信頼と互助を推進し、発展の共通認識を形成し、コネクティビティを推進し、協力・ウィンウィンを深め、相互学習と相互参考を推進し、民心の融合を促進し、中国・中南米運命共同体の構築に知恵と力で貢献する必要がある」とした。
リオデジャネイロ州議会のチア・ジュー副議長はスピーチで「中国と中南米諸国のメディアの緊密な協力は、情報発信の場を提供し、現実をよりありのままに伝えることができ、型通りのイメージを打破してより深いレベルの理解を促進する助けとなる。メディア間のより深い交流と協力を通じて、ブラジル・中国両国民の距離を縮め、相互尊重と共同発展という素晴らしい未来を築くことを希望する」と述べた。
ブラジルのビジネス紙「モニトール・メルカンティル」のマルコス・デ・オリベイラ社長は「ラテンアメリカ・カリブ諸国は各国のウィンウィンを実現すべく、中国との友好協力を積極的に図っている。メディアは積極的な役割を果たし、多元的視点を提示し、ラテンアメリカ・カリブ海地域で現在発生している事を人々が全面的かつ客観的に知ることができるようにするべきだ」とした。
フォーラムでは「産業連結の強化、経済協力の促進」「人的・文化的交流の深化、民心の通じ合いの促進」についての対話も行われた。
同フォーラムは人民日報社とモニトール・メルカンティルが共催。第2回国際報道「シルクロード賞」中南米地域公募式と「中国・中南米運命共同体--『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設事例」発表式も行われた。
また、16日午後、中国・中南米友好写真展がリオデジャネイロ・プラネタリウムで開幕した。会期は1ヶ月間。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年10月18日
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