外交部が上海協力機構首相会議の成果を説明「重要な共通認識を形成」

人民網日本語版 2024年10月18日16:46

中国外交部(外務省)の17日の定例記者会見で、毛寧報道官が上海協力機構(SCO)首相会議に関する質問に答えた。

【記者】SCO加盟国政府首脳(首相)理事会の第23回会合が先ごろ、パキスタン・イスラマバードで開催された。会議の成果とハイライトについて、さらに詳しく教えていただけるか。

【毛報道官】今回のSCO首相会議で、各国首相は新たな情勢の下でのSCO加盟国による経済、貿易、人的・文化的分野における協力の展望や措置について踏み込んで議論し、重要な共通認識に至った。李強総理は習近平国家主席が打ち出した、団結と相互信頼、平和と安寧、繁栄と発展、善隣友好、公平と正義というSCOの「5つの共通のふるさと」の共同構築が持つ重要な意義をさらに詳しく説明し、各国に対して、「上海精神」を発揚し、団結と協力を強化し、首脳会議における共通認識を共同でしっかりと実行に移すよう呼びかけた。各国首相はSCOの発展推進、地域の平和と安定の促進に向けた中国の重要な貢献を高く評価。中国のSCO輪番議長国としての取り組みを積極的に支持し、安全保障、経済・貿易、投資、金融、コネクティビティ、人的・文化的交流などの分野で引き続き協力を深め、SCOを各国の発展と振興、人々の落ち着いた安穏な暮らしにとっての頼れる拠り所としていくことを表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年10月18日

注目フォトニュース

関連記事