北京朝陽国際イルミネーションイベントが開幕

人民網日本語版 2024年10月22日13:28
北京朝陽国際イルミネーションイベントが開幕
撮影・尹星雲

2024北京朝陽国際イルミネーションイベントが今月18日夜に開幕した。オリンピックセンターエリアや亮馬河沿岸などの約60ヶ所にイルミネーションの作品が設置されている。11月10日までの約20日間、北京では美しいイルミネーションが光輝き、賑やかで活気に満ちた夜を過ごすことができる。

18日午後8時、北京市を南北に貫く「中軸線」の最北端に位置するオリンピックセンターエリアは明るく輝き、賑わいを見せていた。中国国家体育場(バードネスト)や中国国家水泳センター(ウォーターキューブ)、オリンピックタワー、国家スピードスケート館(アイスリボン)とったランドマークとなっているスポーツ施設は、美しいライトアップで浮かび上がっていた。

朝陽文旅集団のイルミネーションイベント企画・設置責任者の朱夢嬌さんによると、今回のイベント開催に向けて、世界から作品を募集し、フランスやオーストラリア、スイスなどのデザイナーの素晴らしいイルミネーション作品が採用されたという。そして「インタラクティブな参加型イベントにすることを重視したというのが、今年のイルミネーションイベントの最大の特徴。オリンピック森林公園の南パークに設置された立体イルミネーション『露タワー』を例にすると、来場者はその光のインスタレーション作品の中に入ることができ、『露のしずく』を叩くと、色が変わるほか、音も出る」とした。

今回のイベントは、オリンピックセンターエリアと亮馬河・文化経済ベルトを中心エリアとし、北京中心業務地区(CBD)や朝外大街、大望京CBDなどと連携して、さらに北京チャイナ・セントラルプレイス、ショッピングモール・合生匯を含む主要商業エリア10ヶ所まで延線させたレイアウトを採用しており、美しいイルミネーションが輝く、没入型のアートの祭典となっている。これらのエリアには合計で約60ヶ所にイルミネーションの作品が設置されており、オリンピックセンターエリアと亮馬河・文化経済ベルトだけでも、イルミネーション46ヶ所とアートインスタレーション9ヶ所が設置されているほか、光と影をテーマにしたパフォーマンスが13ヶ所で披露されている。

イベント開催期間中、朝陽区は「イルミネーション」をテーマにして、アートや音楽、グルメ、無形文化遺産、クリエイティブといった要素をプラスした文化・商業・観光・スポーツ・健康の分野の販促イベントを約300回開催する計画だ。同イベントは1万以上のブランドや商業施設をカバーしている。グルメを例に見てみると、炭水化物フェスティバルやパンフェスティバル、ソーセージフェスティバルといったイベントが計画されている。またこのほかにも「ブサかわ」マーケットや郡王府キャンドルライトコンサート、深山マーケットなどで、ユニークな体験を味わうことができる。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年10月22日

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