名画「清明上河図」の人物が全て恐竜だったら?12歳男子が描き上げた大作が話題に
人民網日本語版 2024年10月29日16:10
浙江省寧波市に住む12歳の男の子・丁躍洋くんの「大作」である長さ6メートルの恐竜版「清明上河図」の絵巻物が最近、話題を集めている。
取材に訪れたところ、小学生の時に2ヶ月かけて描きあげたというその作品を、丁くんが嬉しそうに見せてくれた。その作品には、トリケラトプスやディプロドクス、ティラノサウルスといった様々な種類の恐竜が描かれおり、名画「清明上河図」に描かれている雲上人や兵士、商人などの服装や仕草をしていた。
丁くんの母親によると、「絵を描く日はすっかり没頭して、朝の9時から午後4時まで描いていた。恐竜のことになると、息子は気分が高揚して、目がキラキラ光り、話が止まらなくなる。絵を描くことを止められると、泣くこともあるほど」なのだという。
専門家も恐竜版「清明上河図」を絶賛
様々な種類の恐竜の絵を描くことに夢中になっているほか、丁くんは恐竜に関する様々な講座に参加するのも大好きで、恐竜の専門家である中国科学院の徐星院士の講座が寧波市で先ごろ開かれた際にも、丁くんはすぐに申し込み、自分の自慢の作品である恐竜版「清明上河図」を手に会場に行ったのだという。そしてそれを見た徐院士から、作品を絶賛されたという。
徐院士は、丁くんの恐竜版「清明上河図」に「科学とアート、名案と妙案」という称賛の言葉を書いてくれたといい、丁くんとって、とても励みになったようだ。
丁くんの母親は、「息子は小さい頃から恐竜に夢中で、家には恐竜に関係するものがたくさんある。恐竜版『清明上河図』のほか、息子の作品には恐竜版『モナリザ』などもある」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年10月29日
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