スターバックスが中国の県級市1000市近くに進出済み

人民網日本語版 2024年11月04日09:11

スターバックス・リザーブ・ロースタリー上海でコーヒー豆の袋をチェックする生産パートナー(撮影・王翔)。

スターバックス・リザーブ・ロースタリー上海でコーヒー豆の袋をチェックする生産パートナー(撮影・王翔)。

スターバックスが10月31日に発表した2024会計年度(2023年10月-2024年9月)第4四半期および通期の決算(2024年9月29日時点)によると、中国大陸部の店舗数は7596軒で、1000近くの県級市(行政区画の単位で「県」と同じ区分にある市)市場をカバーしていた。新華社が報じた。

スターバックス・リザーブ・ロースタリー上海(撮影・王翔 )。

スターバックス・リザーブ・ロースタリー上海(撮影・王翔 )。

報告によると、スターバックスは中国大陸部の業務を拡大しており、長期にわたって安定した成長を見せている。2024年度第4四半期、中国大陸部に開店した新規店舗は290軒で、新たに78の県級市場に進出し、その利益と利益率は前四半期比で増加した。

第4四半期に、スターバックスは、河南省平頂山市や甘粛省酒泉市などに新規店舗を設置した。データによると、新規店舗の半数は中国の三線都市と四線都市に開店していた。

2024年度を通期で見ると、店舗拡大計画に基づいて、スターバックスは中国において、新規店舗を前年比12%増で、過去最多となる790軒開店した。また、過去最多となる166ヶ所の中国の県級市場に新たに進出した。

今年下半期、中国のコーヒー市場はさまざまな変化が見られ、販促キャンペーンが頻繁に実施されているのを背景に、業界全体にかかるプレッシャーが大きくなっている。「2024中国都市コーヒー発展報告」によると、2023年以来、リーズナブルなコーヒーの売れ行きが中国の大・中・小都市で絶好調となっており、多くのコーヒーブランドが三線都市や四線都市へと進出している。

食品業界のアナリスト・朱丹蓬氏は、「中国大陸部の県級行政区域は約2800ヶ所ある。スターバックスはそのうちの約1000ヶ所で店舗を展開しており、中国のコーヒー市場が今後も発展することへの確信の表れとなっている」と分析している。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年11月4日

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