中国今年のIoT端末接続数、30億台を突破する見込み

人民網日本語版 2024年11月06日11:24

第9回世界IoT(モノのインターネット)大会が3日、北京の国家会議センターで開幕し、「世界IoE(インターネットで全てのものをつなぐこと)デジタル経済白書」が発表された。データによると、世界のIoT端末接続数は持続的な急成長を遂げている。中国はIoTインフラやデジタル経済イノベーション発展の面でいずれもトップを走っている。今年の中国のIoT端末接続数は30億台を突破する見込みだ。科技日報が伝えた。

世界IoT大会執行委員会の何緒明会長は、「IoEデジタル経済は新しい世界を構築中だ。IoTスマート技術が推進する世界のデジタル経済は現在、毎年20%の規模で高度成長している。今年の世界のIoT端末接続数は23%以上増加し、250億台を超える見込みだ」と説明した。

データによると、中国が今年完成させるIoTを担う5G基地局数は430万ヶ所を超え、モノの接続数は30億台を突破する見込みだ。デジタル経済の年間生産高は20%以上増の70兆元(1元は約21.5円)を超える見通し。IoEハイレベルデジタル経済条件を備える企業は100万社近く。

世界IoT大会の何強事務局長は、「IoTデジタル経済インフラ整備の投資額は現在、世界の投資総額の60%以上を占めている。世界のIoEハイレベルデジタル経済生産高は2030年までに50兆ドルを超える見込みだ」と述べた。

今回のIoT大会は世界の60以上の国の政府機関の代表者や外交使節が参加したほか、世界IoTトップ500社及びIoTデジタル経済企業の代表者も多数参加した。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年11月6日

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