工業・情報化部(省)がこのほど明らかにしたところによると、中国のモバイルIoT(モノのインターネット)ユーザー数が急増している。2022年末現在のIoT接続数は前年末比4億4700万純増の18億4500万で、世界全体の70%を占めている。人民日報が伝えた。
モバイルIoT接続数が急増し、モノの接続数の成長率が人の接続数を急速に上回っている。統計によると、22年末現在の中国のモバイルネットワークの端末接続数は35億2800万で、うちモノの接続数を代表するモバイルIoT端末ユーザー数は携帯電話ユーザー数を1億6100万上回り、モバイルネットワークの端末接続数の52.3%を占めていた。
応用シーンが持続的に豊富化され、産業チェーンが持続的に整備されている。中国はすでに半導体、モジュール、端末、ソフトウェア、プラットフォーム、サービスなどをカバーする、比較的整ったモバイルIoT産業チェーンを形成している。ナローバンドIoT(NB-IoT)はすでに水道メーター、ガスメーター、煙検出、追跡類の4つの1000万級応用及び白物家電、街灯、駐車、農業などの7つの100万級応用を形成している。モバイルIoT端末の公共サービス、車載ネットワーク、スマート小売、スマートホームにおける応用規模はそれぞれ4億9600万、3億7500万、2億5000万、1億9200万に達した。業界応用はスマート製造、スマート農業、スマート交通、スマート物流、消費者IoTなどに拡大しつつある。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年1月30日