工業・情報化部(省)が21日に発表した情報によると、中国のモバイルIoT(モノのインターネット)端末ユーザー数は8月末現在で16億9800万人で、初めて携帯電話ユーザー数を上回った。新華社が伝えた。
モバイルIoTとは、モバイル通信ネットワークを利用して接続サービスを提供するIoTのことで、生産・製造、公共サービス、個人消費などの分野で広く用いられている。各業界は近年、デジタル化モデル転換のペースを上げている。従来のモバイル通信ネットワークは「人と人」の通信へのサービスが中心だったが、「人と人」「人とモノ」「モノとモノ」へのサービスへの転換を加速している。中国のモバイルIoTはネットワーク能力、応用発展、産業能力などの面で大きく進展している。
工業・情報化部のデータによると、今年8月末現在の狭帯域IoT(NB-IoT)基地局数は75万5000ヶ所、4G基地局数は593万7000ヶ所、5G基地局数は210万2000ヶ所となっている。マルチネットワークが協同発展し、都市部と農村部を普遍的にカバーし、重点シーンを深くカバーするネットワークインフラ構造がすでに形成されている。モバイルIoTは経済・社会発展の各分野・部分に深く浸透しており、国内企業の技術及び製品の研究開発能力が持続的に強化され、エコシステムが持続的に改善されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年9月22日
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