中国、2027年めどにモバイルIoT端末接続数を36億件に
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中国の工業・情報化部(省)はこのほど、「モバイルのモノのインターネット(IoT)による『万物のスマートコネクティビティ』の発展推進に関する通知」を通達し、モバイルIoT産業の供給水準、イノベーションによるエンパワーメント能力、産業全体の価値を向上させるための一連の措置を明確にした。2027年までに、4Gと5Gをベースに高速・低速が組み合わされ、ユビキタスなスマートコネクティビティを実現し、安全で信頼できるモバイルIoT総合エコシステムをさらに充実させ、モバイルIoTの端末接続数が36億件を突破することを目指すという。同部が11日に明らかにしたとして、新華社が伝えた。
モバイルIOTは移動通信技術とネットワークを媒介として、多くのネットワークが協同することで、人や通信機器、モノのユビキタスなスマートコネクティビティを実現する新型情報インフラであり、経済社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要な駆動パワーだ。
同通知は、27年をめどに、億級の端末が接続する一連の応用分野を育成し、全国で5ヶ所以上のモバイルIoT産業クラスターと10ヶ所以上のモバイルIoT産業モデル拠点を確立することを支援するとの発展目標を確定した。
同通知は、▽IoTネットワークの土台を強化する▽産業のイノベーション能力を向上させる▽スマート融合応用を深化させる▽良好な発展環境を創出する――という4つの主要任務を打ち出し、モバイルIoTの応用規模の開拓発展と産業エコシステムの繁栄を系統的に推進するとした。
そのうちIoTネットワークの土台強化については、需要に応じてモバイルIoTを適宜前倒しして構築することを打ち出した。スマート融合応用の深化については、モバイルIoTのスマートコネクテッドカー、医療・ヘルスケア、スマートホームなどの分野における応用を普及推進することを明確にした。スマートコネクテッドカーの分野では、車両通行の監督コントロールや自動運転などのシーンでの応用を推進し、情報の交換・共有、複雑な環境の感知、スマートな決定、協同コントロールなどの機能を実現するとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年9月12日
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