中国、世界主要海溝・海淵8ヶ所の有人深海潜水調査を完了
人民網日本語版 2024年11月15日14:00
14日に開かれた第2回世界超深海海溝生物地質環境国際会議で明らかになったところによると、中国の科学者は現在まで8ヶ所の世界主要海溝・海淵の有人深海潜水科学調査を完了した。複数の世界有人深海潜水作業及び科学調査の新記録を樹立した。海淵・深海の地質、生命、環境科学の分野において一連の独創的な重要発見と科学調査成果を取得した。新華社が伝えた。
中国科学院深海科学・工学研究所は2022年に「世界海淵深海潜水探査計画」を発表・実施した。有人潜水船「奮闘者」号を中核に、世界に開放する海淵研究プラットフォームを利用し、複数の国が共同で体系的・多学科の総合深海潜水調査を実施した。現在、マリアナ、ヤップ、ケルマデック、ディアマンティナ、ジャワ、千島カムチャツカ、アリューシャンなど8ヶ所の世界主要海溝・海淵の有人深海潜水科学調査を完了している。世界の海淵科学の発展を牽引し、国家海洋強国建設を支えている。
「世界海淵深海潜水探査計画」は海淵の生命の起源、海淵の地質進化、海淵の環境汚染などの重要科学問題を重点的に解決するものだ。計画が始まってから中国・ニュージーランドなど複数の中国・海外合同有人深海潜水科学調査を完了している。
超深海海溝は水深6000mを上回る深海域を指す。世界の海淵は計37ヶ所で、高圧、低温、暗闇、活発なテクトニクス、多発する地震、特異な生命という環境的特徴を持つ。地球科学、特に海洋科学の重要なブレイクスルーの可能性を持つ最新の先端分野だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年11月15日
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