中国が独自に開発した世界最大の油圧シリンダがラインオフ
人民網日本語版 2024年10月21日09:20
中国が独自に開発した世界最大の杭打ち船のメインシリンダがこのほど、江蘇省常州市でラインオフした。これは中国の大型油圧設備の重要なブレイクスルーを示している。人民日報が伝えた。
このシリンダは中交第二航務工程局有限公司が主導で研究開発したものだ。直径は1.6m、ストローク長さは21m、定格推力は5000トン。建造中の150m級パイルベント杭打ち船に強力な原動力を提供する。このシリンダの開発成功は、中国の大型杭打ち船コア部品の長期にわたる輸入から脱却し、その国産化と独自化を実現した。杭打ち船の建造コストを大幅に下げ、中国の大型海洋特殊設備の製造能力を大幅に高める。超大型杭打ち船は海洋横断ルート、深海・遠洋風力発電、海洋石油資源開発などの大型プロジェクトの建設を支える重要な存在だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年10月21日
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