有人潜水艇「蛟竜号」、300回目の潜水を無事完了

人民網日本語版 2024年08月19日13:57

蛟竜号が採取した冷水サンゴのサンプル。撮影・王津昊

蛟竜号が採取した冷水サンゴのサンプル。撮影・王津昊

2024西太平洋における国際航海科学調査隊は「深海1号」船により、北京時間17日午後10時頃に北西太平洋に位置する初の作業エリアに到達した。18日、有人潜水艇「蛟竜号」は初の作業エリアで初の潜水作業を行った。2009年8月に初めて長江で潜水試験を完了し、2012年7月に西太平洋マリアナ海溝で7000m級の海中試験を完了し、2017年に全面的な技術アップグレードを行い、今年上半期に初めて大西洋を探査し、「9日間で9回潜水」という新記録を達成し、そして今回で300回目の潜水を無事完了した……。蛟竜号は太平洋、インド洋、大西洋の海底に足跡を残し、中国の深海潜水の実力を見せている。新華網が伝えた。

2024西太平洋における国際航海は自然資源部(省)中国大洋事務管理局が主導し、国家深海拠点管理センターが実施。西太平洋の3ヶ所の作業エリアで18回の潜水作業を計画しており、海山の生物分類群を調査し、海山の位置、環境特性、生物群集の構成を把握し、「国連海洋科学の10年」の「デジタル深海典型生息域」ビッグサイエンスプログラムへの支援を提供する。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年8月19日

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