【イラストで読み解く】米国の対中半導体輸出規制

人民網日本語版 2024年11月22日15:53

イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

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米国は近年、中国の半導体産業に対する封じ込めを強化し続けている。米国自身が絶えず規制措置を打ち出すだけでなく、同盟国にも対中輸出規制を強化するよう圧力をかけて、中国の半導体産業の発展空間を狭めようとあらゆる手段を用いている。

米商務省はこのほど、台湾積体電路製造(TSMC)に書簡を送り、中国向けのAIアクセラレーターや画像処理半導体(GPU)を駆動する7ナノメートルもしくはさらに高性能のチップ製品に対して輸出規制を課した。これは国際経済・貿易ルールを深刻に損なうものであり、自由貿易に対する粗暴な干渉である。

米国は度々いわゆる「国家安全保障」を口実に、腐心して中国の半導体産業の発展を抑圧しているが、これは実際には「国家安全保障」を考慮したものでは全くなく、原則もボトムラインも皆無の一方的な覇権行為だ。輸出規制措置を濫用し、管轄権の域外適用を実施する米国のやり方は、各国の利益を損ない、全世界の科学技術交流と経済貿易協力を妨げるだけである。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年11月22日

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