外交部、中国・台湾地区指導者の米国「立ち寄り」についてコメント

人民網日本語版 2024年12月02日14:18

外交部(外務省)の報道官は1日、中国・台湾地区の指導者である頼清徳氏の米国「立ち寄り」について記者の質問に答えた。

【記者】中国・台湾地区の指導者である頼清徳氏がすでに太平洋の「国交国」を訪問するために出発し、「立ち寄り」先の米国ハワイに到着したとの報道について、コメントは。

【報道官】中国は米国と台湾地区間のいかなる公的な交流にも断固として反対し、いかなる名目や理由であれ台湾地区の指導者が米国を訪問することにも断固として反対し、いかなる形であれ米側が「台湾独立」分離主義分子及びその分離主義行為を黙認し支持することにも断固として反対する。中国は米側が頼清徳氏の「立ち寄り」を手配したことを厳しく非難し、すでに米側に厳正な申し入れを行った。

台湾問題は中国の核心的利益の中の核心であり、中米関係における最大の越えてはならないレッドラインだ。

我々は米側に対して、頼清徳氏及び民進党当局の「台湾独立」の本性を明確に認識し、「台湾独立」分離主義行為が台湾海峡の平和と安定に及ぼす深刻な危害を明確に認識し、「一つの中国」原則及び中米間の3つの共同コミュニケを厳守し、「台湾独立」を支持しないとの米側指導者の約束を果たし、米国と台湾地区間の公的な交流を止め、「台湾独立」分離主義勢力に誤ったシグナルを送るのを止めるよう促す。中国は事態の推移を緊密に注視し、国家主権、領土的一体性を断固として守るため、強力かつ断固とした措置を講じる。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年12月2日

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