世界初の空港モノレール高速輸送システム車両がラインオフ　重慶

重慶江北国際空港モノレール高速輸送システム車両のオフライン式（撮影・陳超）。

重慶江北国際空港モノレール高速輸送システム車両が11月28日、重慶中車長客軌道車両有限公司でラインオフした。これは、世界初の空港高速輸送システム用にカスタマイズされた跨座式モノレールのソリューションで、世界各地の空港が空港高速輸送システムを建設する上での新たな選択肢となる。

運用を担う重慶空港集団は、自動旅客輸送システム（APM）や鋼製車輪・鋼製レール、跨座式モノレールといった車両方式について掘り下げた比較・検討を進めた結果、世界初の跨座式モノレールシステムの導入を決定した。

跨座式モノレールシステムの開発・運用には、20年近い歴史がある。この経験をベースに、重慶中車長客軌道車両有限公司は、重慶江北国際空港の旅客高速輸送システムをカスタマイズして跨座式モノレールを開発し、同空港T3AターミナルビルとT3Bターミナルビル間の旅客輸送業務を担う。（編集KM）

「人民網日本語版」2024年12月2日