11月30日から日本なども中国ビザ免除措置対象に 最初のビザ免除旅客を迎えた中国ラオス鉄道

人民網日本語版 2024年12月03日16:33

ラオスを旅行中だった日本人の田中カイヤさんは、中国の日本人を対象とした短期ビザ免除措置が実施されたニュースを見て、すぐに旅行のスケジュールを変更し、中国ラオス鉄道に乗って今月1日に中国に入国。ビザ免除国の範囲を拡大後、中国ラオス鉄道の列車に乗ってビザ免除で中国に入国した1人目の旅客となり、「この政策は素晴らしい。とても便利で、たくさんの人が中国に旅行に来ることができるようになった」と語った。中央テレビニュースが報じた。

中国外交部(外務省)領事司によると、中国と外国の人的往来をさらに利便化すべく、中国はビザ免除措置対象国の範囲を拡大し、2024年11月30日から2025年12月31日まで、ブルガリア、ルーマニア、クロアチア、モンテネグロ、北マケドニア、マルタ、エストニア、ラトビア、日本の一般旅券所持者を対象に、ビザ免除措置を試行することを決定した。

また、入国政策を最適化し、交流訪問をビザ免除入国事由に加え、ノービザで滞在できる期間を現行の15日間から30日間まで延長することも決定した。2024年11月30日から、上記の9ヶ国を含む、ビザ免除措置の対象となっている38ヶ国の一般旅券所持者は、商用や観光、親戚・友人訪問、交流訪問などのために中国に入国する場合、30日間以内であればノービザで滞在できるようになる。ビザ免除の条件を満たさない場合、中国に入国(境)する前にビザ取得が必要となる。

中国が外国人の入国を円滑化する政策を継続的に最適化しているのを背景に、「China Travel」の人気が高まり続けている。統計によると、今年、中国とラオスの国境地点にある磨憨(モーハン)鉄道・道路出入国検査所から出入国した第三国からの外国人の数は前年同期比13.8%増の4万1200人に達した。出入国検査を受けた第三国からの外国人の約87%が、ビザ免除措置を利用して入国した。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年12月3日

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