資産管理サービス「越境理財通」2.0の運用スタート 証券会社が新たに加わる
人民網日本語版 2024年12月04日14:46
資産管理サービス「越境理財通」とは、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)の大陸部と香港特区、澳門特区の投資家が、相手方の金融機関の提供する資格に合致した金融商品にクロスボーダーで投資することができるとする一種の試行事業だ。そのバージョンアップ版である「越境理財通2.0」が、12月4日に正式な運用をスタートし、大湾区の投資家はより多くのルートを通じて、より豊富な投資商品を選択できるようになっている。
今回新たに加わった購入可能な商品には、一部のよりリスクレベルの高い商品ファンドが含まれる。
これまでの「越境理財通1.0」の試行事業では、投資家は商業銀行のルートを通じて商品を購入するしかできなかったのに対し、「2.0」では証券会社が加わっている。第1陣として追加された証券会社14社は承認を受けて業務を展開している。
データによると、2024年10月末現在、大湾区で「越境理財通」試行事業を利用した個人投資家は、香港特区と澳門特区の投資家約5万人、大陸部の投資家約7万人となっており、計約12万人を超えた。中国内陸部の銀行は要求に合致した管理方法によって950億元(1元は約20.6円)を超える資金のクロスボーダー取引を実現した。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年12月4日
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