中国1-11月の実行ベース外資導入額は7497億元

人民網日本語版 2024年12月16日14:21

中国商務部(省)が14日に発表したデータによると、今年1-11月には、全国の実行ベース(以下同)外資導入額が7497億元(1元は約21.1円)に達した。11月の外資導入額は前年同期比6%増だった。

データを見ると、1-11月には全国で新たに設立された外資系企業は同8.9%増の5万2379社に上り、同期の過去最高水準となった。

同期には外資導入の構造が最適化し続けた。ハイテク製造業の外資導入額が外資導入額全体に占める割合が同0.3ポイント上昇した。医療機器製造業の外資導入額は同53.4%増、コンピューター・オフィス設備製造業は同39.1%増、専門技術サービス業は同19%増だった。

同期には投資元国がより多様化した。一部の先進エコノミーの対中投資が増加し続けた。たとえばドイツの対中投資は同10.9%増、シンガポールは同4.8%増、スイスは同4%増だった。ASEANの対中投資も同6.4%増となった。

中国英国商会がこのほど発表した「2024-25年度在中国英国企業:商業信頼感調査報告」によると、回答した企業の76%が「目下の(対中)投資レベルを維持する、または投資を増加する」と答えた。中国ドイツ商会が発表した2024/25年度商業信頼感調査報告では、回答企業の92%が「引き続き中国で事業を展開する計画」と答え、半数以上が「今後2年以内に投資を増やす計画」と答え、海外の投資家が中国への投資と中国市場の開拓に対し、引き続き信頼感を抱いていることが示された。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年12月16日

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