外交部「澳門特区は国際的大都市として輝き続ける」

人民網日本語版 2024年12月19日15:37
外交部「澳門特区は国際的大都市として輝き続ける」

澳門(マカオ)特別行政区は今月20日に祖国復帰25周年を迎える。外交部(外務省)の林剣報道官は18日の定例記者会見で、澳門祖国復帰25周年について「未来を展望すると、中央政府と祖国大陸部の力強い支持の下、そして澳門特区政府と社会各界の共同努力の下、澳門特区は引き続き『一国二制度』の成功裏の実践において新しい華麗な章を記し、国際的大都市という『黄金の名刺』を不断に磨き輝かせていくものと信じる」と表明した。

林報道官は「澳門特区は祖国復帰以来25年間、澳門特区の特色ある『一国二制度』の実践において世界の注目する成果を収め、憲法と澳門特区基本法により確立された憲政秩序を確固たるものにし、経済の急速な発展、民生の持続的な改善、社会の調和と安定を実現した」と指摘。

「中央政府の強力な支持の下、澳門特区は積極的に対外交流・協力を繰り広げ、世界中に友好的な関係を広げてきた。澳門特区の参加する国際組織・機関の数は190以上にまで増え、147ヶ国・地域から査証(ビザ)免除またはアライバルビザを認められ、澳門特区に適用される多国間条約の数は750以上に達し、外国と調印した各種協定の数は60近くに達している。澳門特区はすでに120数ヶ国・地域と安定した経済・貿易・文化関係を築いており、友好都市の数は13にまで増えた。澳門特区と「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設国との貿易総額は2023年に過去最高の300億元(1元は約21.2円)近くにまで達した」と説明した。

林報道官は「澳門特区はポルトガル語圏諸国との『橋渡し役』としての役割を十分に発揮し、『中国ーポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム』の閣僚級会合を6回、閣僚級特別会合を1回開催し、中国とポルトガル語圏諸国との交流・協力に助力した」と指摘。

「また、澳門特区は『食文化創造都市』『東アジア文化都市』『ベストコンベンションシティ(アジア)』『ベストBT-MICEシティ』など複数の賞を受賞し、澳門特区歴史地区が世界遺産リストに登録されるなど、国際的知名度を著しく高めた」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年12月19日

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