中国、1200以上の先進的なスマート工場が完成

中国では1200以上もの先進的なスマート工場と230以上の卓越したスマート工場が完成し、カスタマイズ、柔軟な生産、バーチャル製造、スマートサービスなどの新しいモデル・業態が急速に発展していることが20日、工業・情報化部（省）への取材で分かった。新華社が伝えた。

スマート製造の発展が成果を上げている一方で、スマート製造装置産業の規模も急速に拡大し、エコシステムが形成されつつある。工業・情報化部が公表したデータによると、現在、中国では469項目のスマート製造に関する国家標準と50項目の国際標準が発表され、6500社以上のスマート製造システムソリューションサプライヤーが全ての製造業分野をカバーするサービスを提供している。

ネットワークインフラストラクチャーはスマート製造の基礎だ。現時点で、中国の5G基地局の総数は414万ヶ所を超え、「第14次五カ年計画（2021-25年）」情報通信業界発展計画で打ち出された2025年までに1万人当たり26ヶ所の5G基地局を持つという目標はすでに達成されている。

同部の辛国斌副部長は、「産業需要志向に基づき、スマート製造分野の重要テクノロジープロジェクトを推進し、先進的な工程、スマート装置、産業ソフトウェアの集約的連携イノベーションを促進し、テクノロジー成果の実用化を加速させる。『人工知能+』製造を実施し、スマート工場の段階的な育成を推進し、コア技術を確立し、細分化された業界に根ざしたスマート製造システムソリューションサプライヤーを継続的に育成する。スマート製造の標準システムを整備し、5Gが製造業分野における融合イノベーションと大規模な応用を深めていく」と述べた。（編集ES）

「人民網日本語版」2024年12月23日