北京市通州区、毎年1万羽ほどの水鳥の越冬生息地に

人民網日本語版 2025年01月02日13:28

北京市通州区は毎年1万羽ほどの水鳥に適切な越冬生息地を提供しており、北京市の鳥類多様性保護の重要な地域になっている。統計によると、2023年11月−24年11月まで、通州区の鳥類多様性調査で記録された鳥類は289種で、中には北京市で新たに記録された1種のクロガモと、同区で新たに記録された1種のコオリガモが含まれることが、同区生態環境局への取材で分かった。科技日報が伝えた。

鳥類は生態系の「消費者」として、その定住地と中継地は環境変化の指標とされている。豊富な餌と水があり、生態環境が優れた湿地エリアのみがその生息地となり得る。

通州区は全国トップ10のバードウォッチングスポットに数えられている。同区生態環境局は全区における鳥類多様性調査・評価を実施している。2023年11月−24年11月までの調査で記録された鳥類は計289種。

同区の23年現在の森林率は34.19%に達した。国家1級保護動物のノガンは長年連続で通州で越冬し、国家1級保護野生動物のソウゲンワシは96年ぶりに戻ってきた。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年1月2日

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