アジア冬季競技大会開幕まであと30日 準備はラストスパート
2024年12月15日、黒竜江省氷上訓練センターで行われた2024-2025年シーズン中国杯スピードスケート精英リーグ第4戦及びアジア冬季競技大会テストマッチ女子団体追い抜き(チームパシュート)の試合。(撮影・張涛)
2025年2月に開催される第9回アジア冬季競技大会は、開幕まであと30日のカウントダウンが1月8日に始まり、現在は各種準備作業がラストスパートの段階に入っている。新華社が伝えた。
アジア冬季競技大会のマスコットやエンブレム、スローガンなどが至るところに見られ、大会ムードが高まる哈爾浜市内。
アジア冬季競技大会執行委員会は7日に記者会見を行い、準備の進捗状況を説明した。それによると、今回の大会は2月7日に黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市にある哈爾浜国際会議展覧スポーツセンターで開会式が行われ、2月14日に閉幕する。全体の競技日程と個別の競技日程はすでに発表されている。そのうち、アイスホッケーとカーリングは参加チームが多いことから日程が長くなっており、国際総合スポーツイベントの慣例に倣って開幕に先立つ2月3日と4日に試合が行われる。このため、今大会の実際の開催期間は12日間になる。中国代表団の最初の試合は4日のカーリングミックスダブルス。今大会初の金メダリストは8日午前に誕生する。データによると、現時点でエントリーしている選手はアジア34ヶ国・地域の1275人で、男子選手が755人、女子選手が520人となっている。
アジア冬季競技大会のマスコットやエンブレム、スローガンなどが至るところに見られ、大会ムードが高まる哈爾浜市内。
夏の競技と異なり、冬の競技は天候の影響をより受けやすい。大会の安全で順調な開催を確保するため、黒竜江省と哈爾浜市の気象当局は気象予報、モニタリングネットワーク、緊急対応などを含む包括的な保障プランを練り上げ、北京冬季五輪や内蒙古(内モンゴル)自治区で開催した「十四冬」(中華人民共和国第14回冬季運動会) などに関わったトップレベル専門家で構成される気象サービス保障チームも立ち上げた。(編集KS)
アジア冬季競技大会のマスコットやエンブレム、スローガンなどが至るところに見られ、大会ムードが高まる哈爾浜市内。
「人民網日本語版」2025年1月9日
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