中国とアフリカは現代化への道における真の友人

人民網日本語版 2025年01月10日15:16

今年は中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットの成果を実行に移す最初の年だ。チャド、ジブチ、マダガスカル、コンゴ共和国などアフリカ各国はこのほど、中国と経済技術協力協定を締結し、各分野における効率的かつ実務的な協力をさらに深めた。これは、手を携えて現代化へと邁進する中国とアフリカの行動力をはっきりと示すものだ。(人民日報コラム「和音」掲載)

習近平国家主席が自ら率い、計画を進めた2024年FOCAC北京サミットが成功裏に開催された。中国とアフリカの全ての国交樹立国との二国間関係は戦略的関係のレベルに引き上げられ、中国アフリカ関係の全体的位置付けも「新時代における外的環境の変化に左右されない中国アフリカ運命共同体」へと格上げされた。中国とアフリカは、「公正・合理的」「開放・ウィンウィン」「人民至上」「多様・包摂」「環境重視」「平和・安全」の「6つの現代化」の推進における連携という大きな方向に沿って、発展戦略の連携と国政運営経験の交流を強化し、さらに多くの思想的共鳴と理念的一致が見られるようになっている。これにより、両者関係の発展に一層明るい将来が開け、一層弾みがつくのは確実だ。

現代化の推進において中国とアフリカが連携する「10大パートナー行動」は、両者間の全面的な協力深化の「ロードマップ」を示しており、中国はアフリカの現代化のために、より広大な市場、より実用的な技術、より安定した投資を提供することに尽力している。中国は、国交を樹立したアフリカの全ての後発開発途上国の全ての関税品目に対して、すでに関税免除措置を実施して、アフリカ諸国の良質な産品が中国の大市場により円滑に進出するために有利な条件を整えた。中国は職業技能訓練や人的資源協力を深め、アフリカ諸国のキャパシティ・ビルディングの強化を支援している。中国とアフリカが協力して建設した太陽光発電所の設備容量は累計1.5ギガワットを超える。両者は「アフリカ・ソーラーベルト」も建設し、グリーン・低炭素型発展の道を真に歩み出す。コンゴ共和国のサス・ンゲソ大統領は先ごろ、「習主席がFOCAC北京サミットで打ち出した『10大パートナー行動』は、中国アフリカ協力の全ての分野をカバーし、アフリカの直面する課題に焦点を合わせたものであり、アフリカのニーズに合致している」と述べた。

現代化という夢を共に築く道において、FOCACはアフリカの発展促進と民生改善に重要な役割を果たしてきた。FOCAC発足後の25年間に、中国はアフリカに10万キロの道路、1万キロ以上の鉄道、1000本近くの橋、100港近くの港湾を建設する支援を行った。過去3年間だけでも、アフリカで100万人以上の雇用を創出した。また、食糧、給水、教育などの民生プロジェクトをアフリカで実施し、アフリカ各国の人々に恩恵をもたらしてきた。今やFOCACは中国とアフリカの団結と協力の象徴、南南協力の「金看板」であり、国際的な対アフリカ協力を先導する模範となった。中国がアフリカを重視することは、国際社会がアフリカへの関心と支援をさらに高めることにつながり、アフリカの発展をさらに促進している。

百年間なかった大変局を前に、世界は中国アフリカ協力の強化をさらに必要とするようになっている。中国とアフリカの発展は、グローバル・サウスの台頭を代表するものであり、正義の勢力の強化を代表するものでもある。中国は常にアフリカにとって最も信頼できる友人であり、発展と振興の追求における最も頼れるパートナーであり、国際社会における最も強固な後ろ盾である。中国の外交部部長(外相)が35年連続で新年最初の訪問先にアフリカを選んでいることは、中国とアフリカの伝統的な友好関係が長い時間を経てますます輝きを放ち、中国の対アフリカ友好協力が一貫していることを示している。中国とアフリカが団結と協力を強化し、発展途上国の正当な権益を共に守ることは、歴史の正義にも、時代の潮流にも合致している。

国際情勢がいかに目まぐるしく変化しようとも、中国とアフリカは確固として両者間の協力のより高い水準、より深いレベル、より広い領域への邁進を押し進め、手を携えて現代化を推進し、新時代における外的環境の変化に左右されない中国アフリカ運命共同体を構築していく。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年1月10日

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