中国高速道路SAの97%が充電設備を設置

人民網日本語版 2025年01月10日10:12

中国交通運輸部(省)運輸サービス司の責任者である高博氏は8日、「2024年11月末時点で、中国の高速道路サービスエリア(SA)における充電設備の設置率は、23年末の85%から97%に向上した。一部の高標高SAを除き、ほぼすべてのSAで設置されている」と述べた。中国新聞網が伝えた。

今年の「春運」(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)は自家用車による移動が引き続き主要な手段となり、延べ72億人に達する見込みだ。

高氏は8日に行われた国務院新聞弁公室の記者会見で、「交通運輸当局は各地に道路沿線の充電インフラの整備を急ぐよう指導している。その一方で、重要な祝日・連休に充電が集中するSAの調整・保証メカニズムを構築し、新エネルギー車の充電の需要を最大限に満たしている。24年11月末時点で、中国の高速道路SA(駐車場を含む)で設置された充電ポールは23年末比1万2100本増の3万3100本、充電駐車スペースは同1万6000ヶ所増の4万9300ヶ所」と述べた。

高氏は、「全国高速道路SAでは120キロワット(kW)以上の急速充電設備が広く使用されている。浙江省、江蘇省、広東省などの省(自治区・直轄市)は600−800kWの超急速充電スタンドを建設し、短時間の急速充電の需要を極力満たしている。さらに、四川省、湖南省、新疆維吾爾(ウイグル)自治区などは移動式充電ロボットを高速道路SAに導入し、『人がポールを探す』から『ポールが人を探す』への転換を実現した」と説明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年1月10日

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