王毅氏「中国とアフリカはグローバル・サウスの団結と協力を先導する重要なパワーに」
ナミビア、コンゴ共和国、チャド、ナイジェリア歴訪を終えた王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は10日、中国メディアのインタビューに応じた。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
「今回の訪問で最も強く感じたことは」との質問に対し、王氏は「今回の訪問は、2024年中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットの成果を実行に移すための旅だった。習近平国家主席が自ら計画する中、中国はアフリカの全ての国交樹立国と戦略的パートナーシップの『全カバー』を実現し、中国アフリカ運命共同体の位置付けを外的環境の変化に左右されないレベルにまで高めた。サミットの実り豊かな成果は中国アフリカ協力の力強い勢いを示している。今回の訪問においては、習主席の打ち出した、現代化の推進における中国とアフリカの連携に関する『10大パートナー行動』をいかにして実行に移し、両者間の戦略的共通認識を中国アフリカ関係の長期的発展の原動力へと変えていくかが中心的議題となった。今回の訪問において目にした、国家の良きガバナンス・発展・振興のために精励するアフリカ各国の姿、現代化の夢を共に追う中国とアフリカの協力の成果は、人々を奮い立たせるものだった。中国とアフリカの伝統的友情は発揚され、互恵協力の道は歩むほどに広くなり、多国間協調・協力は一層緊密になり、中国とアフリカはグローバル・サウスの団結と協力を先導する重要なパワーとなりつつある」と答えた。
「FOCAC北京サミットの成果の今後の実行に向けた中国とアフリカの構想は」との質問に対し、「すでに我々は、FOCACのアフリカ側共同議長国であるコンゴ共和国との踏み込んだ意思疎通を経て、今後3年間のFOCAC発展の『タイムテーブル』と『ロードマップ』を策定した。我々は今年、FOCAC成果実行調整者閣僚級会議の開催を重点に、サミットの成果のさらなる『早期収穫』を後押しする。2026年には『中国アフリカ外交関係樹立70周年』や『中国アフリカ文化交流年』などの行事を共同で開催し、FOCAC第18回高官会議の開催を通じて、サミットの成果の『中間段階における加速』を後押しする。2027年には、第10回閣僚級会議の準備が牽引する形で、サミットの成果実行の『最終段階』を推進する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年1月13日
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