外交部「中英経済財政金融対話で69項目の成果」

人民網日本語版 2025年01月14日14:32
外交部「中英経済財政金融対話で69項目の成果」

外交部(外務省)の郭嘉昆報道官は13日の定例記者会見で、11日に北京で開催された第11回中英経済財政金融対話について、両国間の対話で69項目の互恵・ウィンウィンの成果があったことを明らかにした。

郭報道官は「第11回中英経済財政金融対話において、双方は多国間主義と経済のグローバル化の堅持という共通の意向を表明。世界貿易機関(WTO)を中心とする、ルールに基づく多国間貿易体制を維持し、開放型世界経済の構築に尽力するとした。双方は、中英協力は両国の発展に寄与するとの認識を示し、共にグローバルな産業・サプライチェーンの安全性・安定性・円滑性を維持し、『デカップリングとサプライチェーンの分断』に反対するとした。相互投資における障害を減らし、差別のない開かれたビジネス環境を促進することで一致した。双方は産業・農業・エネルギー協力などをめぐり多くのコンセンサスに至り、次回の中英経済貿易合同委員会、科学技術合同委員会、産業協力対話を早期に開催し、両国間の現代産業協力パートナーシップを深めるとともに、気候変動対策協力を強化することで一致した。双方は金融が中英協力の目玉であることを強調し、財政・金融政策と金融監督協力を強化する意向を表明するとともに、金融市場の相互開放とコネクティビティについて多くの実務的成果があった」と説明した。

郭報道官は「今回の対話の成果は中英の経済・財政・金融協力の幅と深さを反映しており、経済のグローバル化や多国間主義の発展という大勢にも沿っており、両国及び世界にとってプラスだ」と指摘。「中国は英国と両国首脳間の重要な共通認識を指針に、今回の対話の成果をしっかりと実行に移し、各分野で両国間の協力がさらに多くの進展を遂げる後押しをし、中英関係に新たな弾みをつけ、世界経済の成長に新たなハイライトを添えることを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年1月14日

注目フォトニュース

関連記事