福建省海洋科学技術革新実験室が発足

人民網日本語版 2025年01月22日13:41

福建省海洋科学技術革新実験室(鷺江革新実験室)がこのほど、厦門(アモイ)大学で発足した。中国新聞網が伝えた。

厦門大学が21日に明らかにしたところによると、福建省海洋科学・技術革新実験室(鷺江革新実験室)が2024年10月、福建省党委員会と省政府の建設承認を得て、厦門市が主導し、同大学と自然資源部(省)第三海洋研究所が共同で建設した海洋分野の福建省革新実験室は、福建省内外の有力な海洋科学技術リーディングカンパニー、科学研究機関などと共同で建設した、独立した法人格を持つ事業類の新型研究開発機関だ。

同実験室は海洋科学と技術分野の高水準のオリジナルイノベーションと科学技術成果の実用化に取り組み、国家の戦略的発展に貢献すると同時に、地域発展と産業応用のニーズに向けて、海洋および関連分野の科学研究、実験開発、技術サービス、製品開発、人材育成、専門訓練などの実践を通じて、科学研究、産業、人材、資本の「四位一体」の海洋科学技術イノベーション生態系の構築に力を入れ、地域発展を支え、国の重要なニーズに応える戦略的な科学技術力を構築し、福建省の「海洋の強い省」、厦門の「海洋の強い市」の質の高い建設と発展にエンパワーメントする。

先日厦門大学で開催された福建省海洋科学・技術革新実験室(鷺江革新実験室)設立大会並びに海洋科学技術イノベーションと産業イノベーションの融合シンポジウムにおいて、福建省党委員会常務委員で厦門市党委員会書記の崔永輝氏は、「鷺江革新実験室の設立は厦門が新時代に入り、新しい機会を創出し、『海洋福建』と全国海洋経済発展モデルエリアの建設を加速させる重要な措置だ。新たな出発点に立って、厦門は引き続き厦門大学、第三海洋研究所などの科学研究機関と提携し、海のさらなる開拓と開発を強化し、全力で鷺江革新実験室の建設を支持・支援し、海洋科学技術革新の発展の地、海洋分野における新たな質の生産力の実践の場と優秀な科学技術人材の集積の場になるよう努力し、戦略的な海洋開発を実施する」と述べた。(編集ES)

「人民網日本語版」2025年1月22日

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