今年初の寒波が中国に襲来 各地で気温が急降下
今月23日から27日にかけて、今年初となる寒波が襲来して、中国の広範囲で雨や雪が降ることになりそうだ。西北エリアの東部や華北エリア、東北エリアなどでは、まとまった雪となり、一部の地域では大雪、またはドカ雪となりそうだ。また、全国的に気温が急降下し、多くの地域では、今シーズンの冬の最低気温を記録する可能性がある。春運(春節<旧正月、2025年は1月29日>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)期間で最も混雑する時期とも重なるため、寒さ対策をしっかりするほか、移動する際は安全対策を講じておいたほうがよさそうだ。中国天気網が報じた。
寒波の影響で、中国各地の気温が急降下するとみられている。23日から27日にかけては、中国のほとんどの地域で気温が8-12度下がると予想されている。西北エリアの東部や華北エリアの西部などでは、気温が14度以上下がり、5.5-13.8m/sの北風や13.9-24.4 m/sの突風を伴う可能性もある。この影響で、28日午前の予想最低気温0度ラインは、雲南省北部から江南エリア南部一帯にまで南下しそうだ。
具体的に見ると、23日、寒波はまず、新疆維吾爾(ウイグル)自治区に襲来し、24日に西北エリアに移動するとみられている。そして、25日から26日にかけて、中・東部の大部分で気温が大きく下がり、27日には東北エリア、江淮エリア東部、江南エリア、華南エリアなどで気温が下がりそうだ。今シーズンの冬の最低気温を記録するのは27日と28日に集中し、西北エリアの大部分、華北エリアの大部分、東北エリアなどの最低気温は氷点下10度以下となる予想だ。太原や北京、天津、石家荘、西安、銀川、済南、上海といった都市でも、今シーズンの冬で最も寒い朝を迎える可能性がある。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年1月24日
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