【首脳外交・心を通わせて】マスカティンの春節
米国アイオワ州の小さな町マスカティンでは、旧暦1月1日にあたる1月29日(現地時間)、メリルホテルの6階で特別な春節(旧正月)のイベントが行われていた。マスカティンには、40年前に当時中国共産党河北省正定県委員会書記だった習近平氏が訪れ、今回は中国の北京市と河北省の高校生たちが同地を訪れた。新華社が伝えた。
現地時間1月29日、米国アイオワ州マスカティンにて中米の高校生達と共に巳年の春節を祝うサラ・ランディ氏。(撮影・徐剣梅)
1985年、習氏は訪問団を率いてマスカティンを訪れた際、歓迎活動に参加したアイオワ州のサラ・ランディ氏らと深い友情を結んだ。それ以来、直接の再会から「書簡外交」に至るまで、マスカティンは習主席と米国民との40年にわたる友好交流を見つめてきただけでなく、現地の少なからぬ人々が対中交流・協力に積極的に加わり、絶えず友情の物語を紡ぎ続ける様子も見つめ続けてきた。
現地時間1月29日、マスカティンにて中米の高校生達と共に巳年の春節を祝うアイオワ州友好委員会理事のルカ・ベロン氏。(撮影・徐剣梅)
「40年前、習主席がマスカティンを訪れ、私たちと絆を結び、この友情の最初の礎を築いた」。イベント会場では、アイオワ州友好委員会の理事であるルカ・ベロン氏が、新旧の友人達とともに、美しい友情の物語を振り返った。
アイオワ州のトニー・ジョセフ氏は「習主席が当時まいた『友情の種』は、今や大樹へと成長し、その大樹の木陰で今、米中の若者たちがその恩恵を受けている」と語った。
現地時間1月29日、米国アイオワ州マスカティンでの巳年春節のイベントで公演する中国人民大学附属中学芸術団。(撮影・徐剣梅)
マスカティンでの中米青少年交流イベントは3日間にわたって開催され、互いの伝統料理や文化習慣、好きな教科や趣味などについて語り合う中で、高校生達はすぐに打ち解けた。
中米関係の希望は人々にあり、基礎は民間にあり、未来は青年にあり、活力は地方にある。青年交流はまるで水源の湧き水のように、中米関係の発展に絶えることのない力を注ぎ続けている。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年2月6日
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