テスラ上海「メガパック」生産開始
人民網日本語版 2025年02月12日16:01
写真提供・新華社
2月11日朝、米電気自動車(EV)メーカーのテスラが上海に建設した商用バッテリー「メガパック」工場が、上海自由貿易区臨港エリアで生産を開始した。ここで製造された商用「メガパック」はグローバル市場に投入され、世界的範囲で「グリーンな未来」をサポートすることになる。
同工場のプロジェクトは2024年5月に建設がスタートし、同年末に工事が終わると引き取り検査に順調に合格し、テスト生産が始まり、プロセス全体にかかった時間はわずか7ヶ月だった。
新工場の生産開始後の計画では、初期の段階では「メガパック」を年間1万台生産し、40ギガワット時(GWh)に迫る規模のエネルギー貯蔵を実現し、第1四半期(1-3月)から生産能力が拡大し続けるようにする。これを踏まえた上で世界のより多くの市場を開拓するとしている。
復旦大学国際問題研究院の呉心伯院長は、「テスラが上海に建設したメガパック工場の生産開始は、中国のインフラ建設ペースが世界のトップレベルにあることの恩恵を受けたものであるだけでなく、中国と上海の質の高いビジネス環境という優位性が顕在化したものでもある。このプロジェクトは他の投資家にとってモデル的効果があり、牽引的役割を果たすだろう」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年2月12日
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