王毅氏がミュンヘン安保会議で演説「中国は変革する世界の揺るぎない建設的パワーに」

人民網日本語版 2025年02月17日11:34
王毅氏がミュンヘン安保会議で演説「中国は変革する世界の揺るぎない建設的パワーに」

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は現地時間14日、ドイツ・ミュンヘンで開催されたミュンヘン安全保障会議に出席し、「変革する世界における揺るぎない建設的パワーに」と題した演説を行った。新華社が伝えた。

王氏は「多極化する世界は歴史的必然であると同時に、新たな現実となりつつある。平等で秩序ある世界の多極化を後押しすることは、習近平国家主席の打ち出した重大な主張の1つであり、多極化する世界に対して我々が心から期待することでもある。中国は必ずや多極化する世界において確実性要因となり、変革する世界における揺るぎない建設的パワーとなる」と強調。

多極化に対する中国の見解として、以下を挙げた。

(1)平等な関係を提唱すべきである。

(2)国際法を尊重すべきである。

(3)多国間主義を実践すべきである。

(4)開放・ウィンウィンを堅持すべきである。

王氏は「中国は一貫して欧州は多極化する世界における重要な一極であると考えている。中国と欧州はライバルではなくパートナーであり、中国は欧州と今年の中国・欧州外交関係樹立50周年を契機に、戦略的な意思疎通と互恵的な協力を深め、世界が平和・安全・繁栄・進歩という明るい未来へ向かう後押しをすることを望んでいる」と表明した。

王氏はまた、国際秩序、ウクライナ危機、中米関係に関する質問にも答えた。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年2月17日

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